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クラブ活動発表会
(“めざみの里”音楽祭動画撮影)

10月22日(土)に、秋晴れの下、西部地区展示会、中津川地区文化祭でクラブ活動発表会を無事終えることができました。両地区の皆様、温かい拍手をどうもありがとうございました。本校の教育活動を発表することをとおして、地域に日頃の感謝の気持ちを伝える場を提供していただきました、西部地区公民館長(学校運営委員会会長)様、中津川地区公民館長(学校運営協議会副会長)様をはじめ、職員の皆様にこの場をお借りして感謝申し上げます。

以下、6年生のクラブ長の挨拶です。 

西部地区(中津川地区)のみなさんこんにちは。手ノ子小学校では今年度、地域の公民館で発表できるものをみんなで創り上げることをねらいとして、全校生が一緒にクラブ活動に取り組んできました。
 発表する内容についてはみんなで話し合い、今年は山形県を代表する「花笠踊り」を発表することにしました。
 「花笠踊り」について、少し説明をします。大正8年、尾花沢市の農業用の水を蓄えるために、徳良湖(とくらこ)という大きな堤(つつみ)を造る工事が行われました。その時に唄われた土つき唄が「花笠音頭」のはじまりだそうです。その土つき唄に合わせて、笠をまわして踊ったものが「花笠踊り」のもとになっています。「花笠踊り」には踊り方にいろいろな形があるそうですが、今日発表するのは「上町行進」「トビナミ」「カンアク」の3種類です。笠の振り方にも様々な意味があります。日差しや雨を除(よ)ける動きや、土を運ぶモッコをかついだり、土を掘り起こしたりする動作など、手作業で行われた作業の様子が踊りに取り入れられています。
 
また、「花笠音頭」の手ノ子小バージョンをみんなで考えました。手ノ子・高峰・中津川地区の春・夏・秋・冬それぞれの季節のよいところをまとめて、4番まで歌詞をつくりました。
 「花笠踊り」は、民族文化サークル四方山会の皆さんにご指導をいただきました。また、手ノ子小学校では、「わくわく3KEN広場」という放課後活動の時間に地域のみなさんと様々な交流活動に取り組んできました。読み聞かせやゲーム、グラウンドゴルフ、自然を大切にする活動など、このような楽しい活動ができるのは、地域の皆さんがとても温かいからだと思います。
 
今日は、感謝の気持ちを込めながら、みんなの心を一つにして、キレのある踊りが発表できるように頑張ります。どうぞご覧ください。